情報提供医師

武藤 真隆 医師(名古屋ひざ関節症クリニック 院長)

日本整形外科学会認定 専門医/身体障碍者福祉法指定医(肢体不自由)/難病指定医

武藤医師の詳しいプロフィール

膝のMRIではどんなことがわかりますか?

膝に痛みがあり、病院でレントゲンを撮ったのですが、軽い炎症と診断されました。薬を飲んでいますが、膝の痛みは治りません。セカンドオピニオンを考えているのですが、MRI検査はレントゲンよりも正確な診断ができるのでしょうか?

レントゲンでは基本的に骨のことしかわかりません。MRI検査は、骨だけでなく半月板や軟骨、靭帯の状態まで把握することができ、より詳細な情報を得ることが可能です。

■レントゲンで診断できるのは骨の状態のみ

レントゲンは骨以外の組織の状態がわからず、骨の状態も詳細にまではわかりません。
では、レントゲンでは何を見ているのかというと、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にできる「膝の隙間」を見ています。この「隙間」がなくなっている場合、おおよそ変形性膝関節症と診断できるのです。
しかし、レントゲンではこの「隙間」の状態も詳細には評価できません。実はこの「隙間」に、半月板、軟骨、靭帯などが含まれています。

■MRIで診断できること

半月板や軟骨、靭帯の状態を評価し、詳細に把握できるのがMRI検査です。
MRI画像では、半月板や軟骨、靭帯がどこまで痛んでいるのかが精密にわかります。さらに、変形性膝関節症の場合、レントゲンでは骨の外観しかわかりませんが、MRIではより詳細に骨の中の状態が把握でき、骨内に損傷が及んでいないかまで確認できます。

 
より正確な膝の診断を受けたい場合は、MRI検査を受けていただくことをお勧めします。

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